- 認知症への対応の仕方
- 本人の気持ちに寄り添う対応を
- 困った行動への対処法は?
- 日常生活の工夫
ちょっとした工夫で日常生活を困らずに送ることができます。
繰返して憶えた記憶は比較的よく保たれます。
メモ
大切な約束や大事な連絡先などは、決まった方法でメモに書いておきましょう。
ボード
ボードに、1日の予定を書いて壁にかけておくと、次の行動に困らずにすみます。
カレンダー
カレンダー、日めくりを毎日確認する習慣をつけるのもよいでしょう。
アルバム
何度もアルバムを見て、これまでのことや周りの人の顔を再学習するのもよいでしょう。
張り紙
ものの保管場所を忘れないよう、引き出しなどにラベルを貼るとよいでしょう。
一行日記
その日の出来事を一行の日記に書くことで記憶を増強することができます。
安全を確保するために。危険防止のため、次のことに注意をするとよいでしょう。
連絡先
外出時には、名前・連絡先のわかるものを身につけてもらうようにしましょう。
周囲への声かけ
帰り道を忘れてしまうなど困ったときに助けてもらえるよう、近所の方には事情を説明しておくとよいでしょう。
家の中で
転倒防止のため、つまずきやすい場所は段差をなくして、階段や廊下の照明を明るくしましょう。
環境の変化に適応することが不得意になるので、室内には使い慣れたものを置き、模様替えなどはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
- 認知症「いっしょがいいね」を支えるガイドブック
(監修:横浜総合病院・横浜市認知症疾患医療センター センター長 長田 乾 先生)より