さまざまなサポート

成年後見制度

成年後見制度とは、
認知症のために理解力や判断力が低下し、財産(金銭)などの管理が難しくなった人を保護し、サポートする制度です。

認知症の本人は、高額の商品を買わされたり、必要のないリフォームの契約をさせられたりという悪徳商法にあうおそれがあります。

成年後見制度とは、認知症のために理解力や判断力が低下し、財産(金銭)などの管理が難しくなった人を保護し、サポートする制度です。

審判によって選ばれた後見人が、本人の利益を第一に考えて、財産管理や生活するときに必要なさまざまな契約(介護サービスや施設の入所などに関するもの)のすべて、もしくは一部を行います。制度を利用するには、医師の診断書が必要です。また、認知症の本人の生活状況などを把握するために、ケアマネジャーや相談支援専門員などのソーシャルワーカーが作成する「本人情報シート」が必要になることもあります。

  • 成年後見制度 法定後見制度 補助類型 保佐類型 後見類型 任意後見制度
  • 対象となる人 判断力が不十分な人 判断力が著しく不十分な人 中等度認知症 ほとんど判断できない人 重度認知症 今元気な人 正常 公証人役場 任意後見契約を結ぶ 判断が喪失したら
  • 家庭裁判所[申し立てできる人]・本人・配偶者・4親等内の親族など・身寄りのない人、親族が拒否した場合は市区町村長[手続き]審問→調査→鑑定→審判 選任 任意後見監督人
  • 支援する人 補助人 保佐人 成年後見人 選任 任意後見人
  • できること 特定の行為 法定の行為 すべての行為 特定の行為

認知症疾患診療ガイドライン2017.「認知症疾患診療ガイドライン」作成委員会.医学書院.2017 p.187

詳しくは、最寄りの家庭裁判所までお問い合わせください。

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  • 介護保険の申請
  • 日常生活自立支援事業
  • 成年後見制度
  • 認知症についての相談窓口
  • 認知症の治療について 進行を遅らせる治療で本人を支え、家族の介護負担を少しでも和らげましょう。
  • 生活の工夫と対応 本人の気持ちに寄り添って、安心・一体感のある、良い関係を保ちましょう。